2025年の夏ドラマ「しあわせな結婚」にハマってます。
松たか子さん×阿部サダヲさんのコンビが大好きなんですよね。
それに加えて、脚本が大石静さんときたら面白くないワケがない。
でも、ずっと気にかかってることがあるんです…。

なぜ、オアシスの名曲「Don’t Look Back In Anger」が
主題歌なんだろう?
最近のドラマには珍しく洋楽の主題歌だし。
しかも、この曲がシングルリリースされたの1996年なんですよ。
なぜ、いま?という選曲で、「このエンディング曲の歌詞になにか意味があるの?」「真犯人を示唆してる?」って疑ってかかっちゃいますよね。
というわけで、今回はなぜドラマ「しあわせな結婚」の主題歌がオアシスなのか。
ドラマも音楽もオアシスも好きなわたしの独断と偏見で考察していきます。
ドラマ「しあわせな結婚」のエンディング曲はオアシス「Don’t Look Back In Anger」
テレビ朝日系で木曜の夜9時から放送中のドラマ「しあわせな結婚」。
ザックリしたあらすじはこちらです。
阿部サダヲ演じる原田幸太郎は50歳の弁護士。
結婚しない主義をつらぬき通してきたが、病院で知り合った謎めいた非常勤美術教師、松たか子演じる鈴木ネルラと運命の出会いを果たし電撃結婚。
ある日、幸太郎は妻の隠された〝過去〟を知ることとなる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1760e928891bcdc4e4d858d8b2086ab2fbce2e9a
第一話、第二話あたりまでは、結婚コメディの色が濃く、笑えるシーンが多かったんですよね。
阿部サダヲさん演じる原田幸太郎のバランスの悪さ(だからこの歳まで独身だった?笑)
松たか子さん演じる鈴木ネルラの不思議さ(「ネルラ」って名前からもう不思議。笑)
また、脇を固める俳優陣も、段田安則さんや岡部たかしさんなど個性派ばかり。
「なに、これ?むっちゃおもしろーーい」って、毎週木曜が楽しみに。
でも、コミカルなエピソードのエンディングに流れてきたのは、
あのイギリスのロックバンド「オアシス」の名曲「Don’t Look Back In Anger」。

え?なんでこの曲?ってなりました。
この曲をBGMに、妻の秘密を知った夜、ベッドに横たわる妻の寝姿を見つめる幸太郎の姿が映し出される場面が印象的でした。
そのあたりから、ドラマの展開もちょいシリアスに。
そりゃ、この曲を選んだ理由や、この曲の歌詞が大きな意味を持ってるんじゃないかって疑いたくなりますよね。
しあわせな結婚|主題歌がオアシスの理由は?歌詞の意味が真犯人のヒント?
ドラマ「しあわせな結婚」では、15年前にネルラの元婚約者・布勢夕人(玉置玲央)が命を失った事件の謎解きがひとつのテーマになっています。
突然現れた刑事・黒川竜司(杉野遥亮さん)から、再捜査が始まることを告げられ、動揺するネルラ。
そこから、すべての登場人物が犯人なんじゃないかと怪しく見えてくるんですよ。
そこで、わたしは各回のエンディング(いいところなんですよね、これがいつも)で流れるテーマ曲に、
真犯人のヒントが隠されてるんじゃないかなってにらんだわけです。
そこで、歌詞の和訳をしながら、裏に隠された意味を独断と偏見で探り、自分なりの犯人考察をしてみました。
1. 「Slip inside the eye of your mind…」
「心の目の奥に入り込んでみろ」
という意味になるかと思います。
これは “表面的なものに騙されず、心の奥(真相)を覗け” という意味に取れるますよね。
スペンス的には、表面的な怪しさではなく、もっと隠されたところに真犯人を見つけるヒントがありそうです。
2. 「So I’ll start a revolution from my bed…」
「ベッドの中から革命を始める」
ベッドすなわち、自宅や身近な環境から、大きな変化が起こるという意味ではないでしょうか?
「ごく身近な人物(家族や親しい人)が事件の鍵を握っている」ことを意味するようにも思えますよね。
3. 「Don’t look back in anger, I heard you say…」
「怒りにとらわれて振り返るな」
こちらはサビの歌詞ですが、もしここにヒントがあるのであれば、
「過去の怨恨や怒りに囚われると真犯人を見誤る」というメッセージかもしれません。
つまり、“恨みを持つ人物=犯人”という単純な話じゃなく、もっと別の動機や真実があるというヒントかも!
4. 「Please don’t put your life in the hands of a rock’n’roll band…」
「自分の人生をロックバンドの手に委ねるな」
歌詞全体の 文脈では「騒々しい連中を信用するな」というニュアンスのようです。
これって、派手に怪しい人物ほど犯人ではなく、静かに後ろにいる人物が真犯人というヒントととも取れますよね。
幸せな結婚|エンディングが兄弟バンド「オアシス」で真犯人考察も?
あとですね、個人的にはオアシスが「兄弟バンド」というのが気になるんですよね。
主要登場人物であるネルラの父・鈴木寛(段田安則さん)と、叔父・鈴木考(岡部たかしさん)は兄弟。

もしかして、この兄弟のどちらかが怪しい?
この「「Don’t Look Back In Anger」は、兄のノエルがヴォーカルをとっている曲です。
だとしたら、もしかして、兄の寛が…?
と思っていたら、第4話で「犯人父親説」が浮上、第5話であえなく否定されていましたね。笑
ただ、オアシスという兄弟バンドは「兄弟の確執」でも有名。
もしかしたら、表面上はおなじマンションに住むほど仲がいい鈴木兄弟にも、過去に確執があったのかも?(これから明かされていく?)
そして、前述の歌詞の意味と合わせておさらいしてみると…
- 表面的なものに騙されず、心の奥(真相)を覗け
- 身近な環境から、大きな変化が起こる
- 恨みを持つ人物=犯人”という単純な話じゃなく、もっと別の動機や真実がある
- 派手に怪しい人物ほど犯人ではなく、静かに後ろにいる人物が真犯人
ネルラやレオをいつも静かに優しく見守ってきた叔父(寛の弟)考が犯人?
という個人的な考察にたどり着きました。
ただ…単純すぎるし、大はずしの可能性もありますねー!
しあわせな結婚のエンディングテーマ曲がオアシスなのはオトナの事情?
ドラマのメインターゲットの年代に合わせただけ?
とはいえ、一方で、エンディング曲「「Don’t Look Back In Anger」に深い意味がない可能性もありますよね。
「Don’t Look Back In Anger」のリリースは1996年。
このドラマのメインターゲットであるアラフィフ(40代後半〜50代前半)が20代前半〜30歳前後の頃です。
つまり、その年代にとってはドストライクの“青春アンセム”。

わたしもこの曲を聞くと
ワクワクするような泣きたくなるような
なんともいえない気持ちが沸き上がってきます!
ドラマが盛り上がるエンディングに使うことで、
「面白い!」「ワクワクする」「次もまた観たい」と思わせる心理的効果を狙ってるのかもしれませんね!
オアシス再結成のプロモーション?
また、長年、広告業界にいるので、「もしかして、この曲を使ったのは、ただのオトナの事情?」っていううがった見方もしちゃいます。
だって、このドラマの放送時期は折しも、オアシスの16年ぶり再結成のタイミング!
この秋には、日本でのツアーも予定されてるワケですよ。
そしたら、レコード会社や広告代理店などの関係各所が、人気ドラマとタイアップしてオアシス人気を再燃させたいっていう裏事情も充分考えられますよね。
洋楽、特に世界的ビッグバンドの楽曲をドラマに使うとなるとライセンス料も高額かと思うんですよね。

利権関係もめんどくさそう!
でも、Oasisの再結成や再来日などのタイミングで人気ドラマに使ってもらえるとなれば、
レコード会社や広告代理店にとってはまたとない宣伝タイミング。
オアシス側も、楽曲の使用料や利権関係などに寛容になっていた可能性もありますよね。
つまり、ドラマ側も音楽業界側もオアシス側も、お互いにメリットが大きい「Win-Winの巧妙なタイミングの手堅いコラボ」だった説も、あり寄りのありですね。
わたしが知る限りでは、大石静さんが主題歌に洋楽を使ったことってないような…。
- 『あのときキスしておけば』:SUPER BEAVER「愛しい人」(邦楽)
- 『大恋愛〜僕を忘れる君と』:back number「オールドファッション」(邦楽)
- 『私の運命』:松任谷由実「砂の惑星」「命の花」(邦楽)
- NHK大河『光る君へ』:オリジナル劇伴(冬野ユミ作曲)
- 『離婚しようよ』(Netflix):Rin音 ft. asmi「Good Bye」「Fruits」
だからこそ、あのエンディング曲の歌詞に真犯人探しのヒントが隠されている?
それとも、宣伝タイミングのコラボだった?
ってつい深読みしちゃうんですよね。
みなさんは、どう思いますか?
まとめ ドラマ「しあわせな結婚」の主題歌はなぜオアシス?
以上、ドラマ「しあわせな結婚」の主題歌がなぜオアシスなのか?
あの曲の歌詞の意味に、真犯人のヒントが隠されているのか?
いや、「Don’t Look Back In Anger」が使われたのは、ただのオトナの事情が理由なのか?
を個人的に考察してみました。
ドラマが進むにつれて、ストーリーとエンディング曲との関係も明らかになっていきそうですね!(わかりしだい、また追記しますね!)
とにかく、次回の放送が楽しみです!