「よかれと思って」癖は、オンナをブスにする

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「よかれと思って」と
相手に尽くしてるつもりなのに
報われないなって感じるときない?

例えば、

家事をほとんどやってあげてるのに、
パートナーから「ありがとう」の言葉がない。

彼氏が仕事で悩んでいたから、
「どうしたの?」とやさしく声をかえたら、
「なんでもない」とうるさがられた。

わかります。

こっちが気遣いしてるのに、
「ぜんぜん伝わってない」って
不満も積もりますよね。

でも、

この「よかれと思って」癖は、
実は誰トクでもないから、

早くやめちゃって
スッキリしたほうがいいですよ。

それを思い知ったのは、
元カレのカズヤとの別れ話でした。

カズヤと付き合っていたのは、6、7年前。

彼はライブハウスのスタッフで
いつも緊張感のある現場を駆け回り、

わがままなミュージシャンに翻弄されたり
お客の理不尽なクレームに対応したり
胃が痛くなるような日々を送っていました。

「この仕事、好きだけど
マジでストレス溜まるわ…」

いつもエネルギッシュな彼が
角ハイボールを呑みながら、
わたしにだけ愚痴るのは、
内心うれしかったりもして。

そして、

その年の年末にはライブが重なり、
角ハイも愚痴の量も激増する姿を見て、

「なんとかカズヤを癒してあげたい」

と思ったわたし、
けっこう尽くすタイプなんですよね。
カズヤを癒すために
温泉旅行を計画することにしました。

宿選びも予約もぜんぶしてあげて、
身も心もゆるませてあげるんだ。

ムフフ。わたしっていい彼女♡

綿密に宿を下調べして、
週末、久しぶりに居酒屋で呑みながら、
満を持してカズヤを温泉に誘ってみました。

「素敵な宿でしょ。
お部屋に露天風呂がついてるんだよ。
年末の疲れをゆっくりとろうね♡」

しかし、

喜んでくれると思ったカズヤは
角ハイの氷を指でいじりながら、

「う、うん、そうだね…」

となんとも歯切れの悪い返事。

結局、

その日に旅行の日程は決まらず、
後日また都合を尋ねるLINEを送ってみましたが、

ザ・既読スルー( ノД`)

なんどかLINEを送り、
やっと返ってきたのは
「考えとく」の一言だけでした。

あ、いえ、
当時カズヤとはラブラブでしたよ。
他の話題では楽しく盛り上がっていたし、

でも
温泉の話になると、

「今月はちょっと難しい。
来月なんとかするから…」

と伸ばし伸ばされ
日程が決まらないまま、
3カ月ほどが過ぎていきました。

その頃には、
わたしの温泉テンションも
ダダ下がり。

お互いの仕事が忙しくなって
会う頻度も激減していき、
なんとなく自然消滅的に
別れることになりました。

まぁ最後ぐらいは会おうかと、
カフェでお茶を飲みながら、

始まったのは、
男女の別れ際によくある
「最後だからぶっちゃけう?」的な話。

そのとき、
わたしふと
温泉旅行のことを思い出したんですよね。

「そういえば、
温泉に誘ったのに、
ぜんぜん乗り気じゃなかったよね」

と思い出し怒りをぶつけてみると、
苦笑いを浮かべたカズヤから

「あれさ、
なんでさまんさの都合で
温泉行かなきゃいけないの?」

と予想のはるかナナメ上からの
回答が返ってきたのです。

わ・た・し・の都合? (˘・_・˘)

「なにそれ!
カズヤが疲れてたから
よかれと思って計画したのに…」

「俺そんなこと求めてないし。
それに
『いつにするの?』って
何度も聞いてくるさまんさの顔、
むっちゃ怖かったよ」

マ・ジ・か…。

わたしの「よかれ」の気持ちは
まったく伝わっていなかったどころか、
カズヤは畳みかけるように

「よかれと思ってって、
相手のためじゃなくて、
自分のためなんじゃね?」

とトドメを指しやがったのです。

ポキッ…(心が折れる音)

たしかに

カズヤから温泉に行きたいなんて
望まれてもいませんでした。

でも、

勝手に「よかれ」を押し付けて、
LINEの返事が来ないことに
眉間にシワを寄せていたわたしは、

ただ「いい彼女」だと認められたい
自分勝手なブスだったかもしれません。

オトナになると経験値も高くなる分、
「これをすれば相手も喜ぶはず」と、
決めつけてしまいがち。

でも、

それって相手にはお門違いだし、
自分もイライラするだけで
誰もトクしないから、
最初からしないほうがいい。

もちろん、

人への思い遣りや気遣いは大切だし、
彼氏やパートナーに
尽くすことは悪いことじゃありません。

身体を気遣った食事をつくってあげたり、
仕事の愚痴や悩みを聞いたり、
たまには相手の趣味につきあったり。

男女の仲を長持ちさせる
基本メソッドであることは間違いないですよね。

しかし、

そこに「よかれと思って」を持ち込んだら
オンナはブスになるだけ。

鍋一杯につくった肉じゃがを
「男子はみんな好きでしょ」と
玄関先まで運んできて、

「いらない」と言われたら
怒り倒すブス女って
まるでコントじゃないですか。

じゃあ、

カズヤを癒すために
わたしはどうすれば
よかったのでしょうか?

実は

別れ話の続きで、
その質問を彼に聞いてみたんです。

「なにもしないで
放っといてほしかった。
なにかしてほしいときは言ったから」

カズヤの答えを聞いて、

「そっか、ごめんね」

と謝ったその日から、
わたしはスッパリ
「よかれと思って」癖をやめました。

それ以来、

男子との関係も
余計な気を遣うこともなく、
ラクチンになりましたよ。

しかし、

まさか温泉がきっかけで
彼氏と別れるとは
思ってもみなかったけど、

男女がダメになる理由なんて
本人どうしにしかわからないものですよね。

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