Googleなどの検索エンジンで上位表示するためには、コンテンツの質を上げることが重要です。
なぜならGoogleが大事にするのは「ユーザーファースト」ですから!
低品質のコンテンツが上位表示されないようにアップデートを繰り返しています。
また、質のよいコンテンツとは、読者を満足させられる「ラストクリックになる記事」でもあります。
「ラストクリック」になるには、
どんな記事を書けばいいの?
たしかに「ラストクリックになる記事」とは何なのか、疑問を抱きますよね。
- 記事ボリュームはどれぐらい?
- どんなコンテンツがいいの?
- 検索ユーザーのニーズを満たす方法は?
もちろん、SEOに「絶対正解」なんてものはありません。
しかし、どんなコンテンツが上位表示しやすいのかを教えてくれる方法が一つあります。
それは自分で『検索』して、検索ユーザーのニーズを理解すること。
自分が検索することで、ユーザーの気持ちや意図を理解できるようになれば、それは立派なマーケティングスキルです!
検索上位表示を狙いたいなら、このスキルを磨いていきましょう!
検索エンジンが「ユーザーの意図」を教えてくれる
わたしたちは検索需要の大きいキーワードで上位表示を獲得し、大量のアクセスを集めることで広告収入を得ていきます。
そのためには、検索者が「どのような意図」で検索しているかを理解することはとても重要です!
たとえば『綾瀬はるか 彼氏』と検索する人がどんなコンテンツを求めているのかを見てみましょう。
CASE1 「綾瀬はるか 彼氏」と検索するユーザーの意図
こちらが『綾瀬はるか 彼氏』の検索結果です。
検索結果の1ページ目上位から、「タイトル」と「記事内容」もざっと見てみてください。
タイトルに「歴代」というキーワードが入り、過去の彼氏をまとめるコンテンツが多い印象です。
つまり、「綾瀬はるか 彼氏」と検索するユーザーの多くは、
綾瀬はるかっていままでどんな人と
付き合ってきたんだろう…
噂になったの誰だっけ?
という意図で検索したことが予測できます。
これは「綾瀬はるか」に限らず、多くの「芸能人名 彼氏」「芸能人名 彼女」での検索でも言えることです。
となると、『綾瀬はるか 彼氏』というキーワードで上位表示したいなら、まずは綾瀬はるかの歴代彼氏の情報を入れることが最低条件になります。
既に上位にいるライバル記事よりも、詳しく信憑性があり、さらに最新の情報を付加していくことが必要です。
コンテンツで差別化が図れれば、時間はかかりますが、Googleからの評価が上がり、上位表示記事を追い抜くことが可能とななります。
CASE1 「綾瀬はるか 彼氏 韓国」と検索するユーザーの意図
次は複合キーワードを使っての例になります。
「綾瀬はるか 彼氏 韓国」というキーワードで検索するユーザーの検索意図を確認していきます。
「綾瀬はるか 彼氏 韓国」と検索すると、上位表示されるのは「韓国スター ノ・ミヌとの熱愛」関連の記事ばかりです。
そして「綾瀬はるか 彼氏」の検索結果にある「歴代彼氏」の記事はまったく表示されていません。
この違いはなぜ現れるのでしょうか?
答えは、検索ユーザーの検索意図の違いにあると思われます。
わたしは綾瀬はるかと韓国人の彼氏のことが知りたいの!
歴代彼氏には興味ないわ。
CASE1の「綾瀬はるか 彼氏」と検索したユーザーとは、まったくニーズが異なりますよね。
このユーザーには「歴代彼氏」の情報は「余計なお世話」になってしまうのです。
つまり、
情報量は多ければよいわけではなく、検索者は「知りたいことだけ知りたい」。
「綾瀬はるか 彼氏 韓国」で検索1位をとっている記事は、ピンポイントで特化した情報を提供していることが、Googleに評価されているというわけです。
検索結果からユーザーの意図を「逆算」する
この2つのケースから学べることは、
特定のキーワードで上位表示を狙うなら、まずは検索し、その結果から検索意図を逆算してみる
ということです。
手順はこんな感じです。
- 狙うキーワードで検索してみる
- 上位表示される記事をチェックする
- そこから検索ユーザーの意図を予測する
- それに応えられる、上位記事よりも詳しく新しい記事を書く
これを怠って、
「綾瀬はるか 彼氏」と検索する人は、
ノ・ミヌとの熱愛が知りたいんでしょ!
と検索意図を理解しない記事を書いてしまうと、上位表示は難しいです。
Googleは検索者のニーズをしっかり満たせるコンテンツが上位表示されるように、検索エンジンをアップデートし続けています。
つまり、今の検索結果がGoogleにとっての正解であり、ユーザーの満足度が高いコンテンツということを意味します。
わたしたちは、その検索結果を参考にし、「逆算」することで上位表示しやすいコンテンツが理解できるようになります。
検索結果が参考にならないケースもある
ここまでは、検索ユーザーのニーズを知るために、検索エンジンで検索をしましょうとお話しました。
しかし、例外もあります。
ここからは、Googleの検索結果が参考にならないケースについて説明します。
例外① 新しい検索ワード(トレンドワード)
Googleの検索結果は、記事を読んだ検索ユーザーの「行動データ」をもとに順位が決定されていると言われています。
行動データとは…
- 記事の滞在時間はどれぐらい?
- SNSで拡散されているの?
- 関連記事の満足度は? …etc
Googleはこれらの行動データを計測し、「高品質なコンテンツ」の判別をしています。
しかし、
新たに生まれた検索ワード(トレンドワード・新規ワード)に関しては、計測できない!
たとえば、ある芸能人が
サジェストキーワードにもなかった
超意外な人と電撃結婚したとか!
そのような、これまで検索されていなかった新生キーワードに関しては、十分な行動データがありません。
すると、Googleもどのサイトがユーザーに最適な情報を提供しているのかの判断ができず、誤って低品質のコンテンツを上位表示してしまうこともあります。
つまり、そのタイミングで、あなたが検索ユーザーの意図を確認するために検索してみた結果は「あてにならない」ということです。
Googleの順番決めが間に合わず、ユーザーの求めていない情報を発信しているサイトが上位表示されてしまっている可能性もありますから。
そのため、新生キーワードの場合は、検索結果以外にもヤフーニュースのコメントやツイッターの声を参考にするなど、検索ユーザーのニーズを探っていきましょう。
例外② ライバルが記事がひとつもない
狙ったキーワードで検索してみたら、ライバル記事がひとつもないということも稀にあります。
これは、ライバルがいない非常にラッキーなケースですが、検索ユーザーの意図を予測することも難しくなります。
え?
上位記事がいないと情報もないし、
どうしていいかわからない!
ととまどう人もいるかもしれませんね。
これは、日ごろから検索グセをつけて、ユーザーの検索意図を予測できる力を磨いておくしかありません。
また、本人のYoutubeやインタビュー記事、SNSなどをチェックすると、情報は拾えるものです。
そんなチャンスがきたら、ぜひモノにしてください!
検索結果は「生もの」
検索結果は、「生もの」ですから、日々変化していきます。
いま上位表示している記事も、別の後発記事に追い抜かれることはたびたびあります。
ブロガーにとっては競争になりますが、結果的には検索上位にユーザーのニーズを満たすコンテンツが並び、社会に提供する情報の質も上がります。
つまり、わたしたちはよりよい記事を書き、上位表示させることで、情報社会に貢献しているともいえるのです!