ブログ記事に使用する写真の著作権については、「黙認されている」状態ではあります。
リスクを完全に回避するには、写真を使わない、またはフリー素材を入れるという考え方もあります。
しかし、エンタメブログでは画像を使用したほうが、記事のクリック率やユーザーの満足度も上がります。
特に人物についての記事ならなおさらですよね。
ブログを長期間運営していますが、
トラブルになったことはないです。
この記事では、わたしが画像選びで
特に注意していることをお伝えするので参考にしてくださいね。
このポイントを押さえれば「トラブルはゼロ」とは言い切れませんが、リスクは軽減されます。
画像の選び方に気をつけて、トラブルを回避していきましょう。
プロのカメラマン写真は注意!見分け方のポイントは?
ブログ記事への写真使用については、基本的に自己責任でお願いしています。
(しかし、わたし自身は5年以上ブログを運営してきて、トラブルになったことはありません)
ただ、最近では写真の著作権について撮影したカメラマンからクレームが入ることがあるようです。
損害賠償を請求されることもあるので、注意が必要です。
そこで、自分の記事に使用する写真を選ぶ際の注意点をお伝えします。
以下のようなポイントに注意していれば、トラブルは避けられる可能性は高いです。
カメラマン写真を見分けるポイントは?
記事に入れる写真は画像検索などで探すことが多いと思います。
まず、写真をさがす際に「いかにもプロが撮ったクオリティの高い写真」は避けましょう。
- 背景がボケているキレイな写真
- スタジオで撮影した写真
- わざわざロケで撮影した写真
- ポーズを決めてる写真
- ヘアメイクやスタイリングがバッチリの写真
これらは、使用目的がハッキリしているため、無断で使用するとクレームが入ることがあります。
また、いきなり開示請求や損害賠償を求めてくる人もいるので、このような写真は避けましょう!
思わず使いたくなるキレイな写真は、逆に避けたほうがいいですね。
たとえば、広中綾香アナでも、こちらの写真はカメラマンが撮影した可能性が高いですね。
こちらは番組収録中に「パシャリ」と撮影されたもの。
こういう写真のほうが、クレームのリスクは低くなります。
「線引き」は難しいのですが、「キレイすぎるプロの写真」は避けたほうが無難です。
逆に芸能人本人がインスタやXであげている「自撮り」などはリスクは低そうです。
本人が拡散しているので、クレームにもなりづらいですよね。
ただ、おなじSNSの写真でも、カメラマンが撮影したと思われる写真は使用をやめておきましょう。
(インスタの「埋め込み」も同様です)
注意が必要な写真
見分け方が難しいですが、画像検索などで出てくる写真に、フォトスタジオやカメラマン事務所、写真事務所などのクレジットが入っているもの。
画像検索などで上記のようなキャプションが入っている写真は絶対に使うのをやめましょう。
本人のSNSの自撮りやスマホで撮った写真などが無難です。
高品質写真はアイキャッチ画像には使わない
カメラマンが撮った写真は、記事内にはもちろん、アイキャッチ画像にも使用しないでください。
最近の例では、アイキャッチ画像用に「加工」したために、「画像改変による著作者人格侵害」という問題が発生。
使用料とは別の賠償金が発生しています。
※この例では、画像使用料、開示請求申立費用と併せて35万円の請求が来ています。
(謝罪して実際に払ったのは24万円)
記事内はもちろんですが、アイキャッチ画像にもSNSなどの自撮りなどの使用が無難でしょう。
クレジットが入っている写真
その他、写真の下などに「クレジット」が入っている写真は使用しないでください。
こういう感じで名前や事務所名が入っているものです。
人物写真だけでなく、風景写真なども注意が必要です。
もちろん、名前部分をトリミングしての使用もNGです!
また、こんな感じで記事中にクレジットが入っている場合もありますので、注意してくださいね。
この写真もいかにもプロが撮影した写真ですよね。
リスクを回避して安全な運営を心がけよう!
ここまで読んで、
トラブルが怖い」から写真を使うのはやめよう…。
と思ってしまう方もいるかもしれませんね。
写真の使用に関してはあくまで自己判断、自己責任なのでお任せはします。
たしかに、写真を使用しない、もしくはフリー素材だけの記事も存在します。
ただ、人物を紹介する記事で本人の写真がないのは、情報提供をする記事としてはクオリティは下がります。
ビジネスとしてはマイナスポイントになりかねませんね。
- カメラマンが撮影したクオリティの高い写真
- カメラマンや事務所のクレジットが入った写真
を避けていけばリスクは限りなく低くなると言えます。
ブログだけでなく
「リスクがゼロ」というビジネスはありません。
大切なのは正しい知識を身につけて、リスクが少ない運用をしていくこと。
必要以上に恐れず、良識のあるブログ運営をしていきましょう。
今後もこちらに最新情報を追記していきますので、定期的にチェックしてくださいね!