アドセンスに合格すると、このような画像入りのメールが届きます。
メールが届いた瞬間、飛び上がるほど嬉しいですよね。
合格!!!
おめでとうございます!!
いよいよブログで収益化が始まりますが、アドセンス合格後にやらなければならないことがいくつかあります。
30分程度で完了できるので、合格と同時にサクっと済ませてしまいましょう!
ここではその手順を順番に説明していきますね。
アドセンス合格後にまずやること
アドセンスの「税務情報」を提出する
Googleアドセンスはアメリカのサービスなので、利用者は収益や税金の情報をアメリカの税務局に報告する義務あります。
これを読んでいるほとんどの方が日本在住で日本に税金を納めていると思いますので、
税金を日本で納めているという証明をするために行う手続きになります。
アドセンス報酬が支払われなくなる可能性もあるので
きちんと済ませてくださいね!
また、税務情報を提出する際には、
・アドセンスのアカウント名の表記
・税務情報提出時の個人名の表記
の2つは英語表記で必ず一致させるようにしましょう!
アドセンス登録時に、アカウント名を漢字名で登録された方は変更しておいてください。
アカウント名は、 管理画面:お支払い→設定「設定を管理する」→「名前と住所」から変更できます。
また、「アカウント」→「設定」→「個人設定」の表記も英語表記になっているか確認してください。
▼参考記事
必要なプラグインをインストールする
プラグインとはWordPressの機能にセキュリティや利便性をプラスしてくれる「アプリ」のようなものです。
まずは必要最低限のプラグインを導入してみましょう。
こちらでSWELLと相性のよいプラグインを紹介していますので、参考にしてください。
【必須】GoogleアドセンスとGoogleアナリティクスを連携
アナリティクスとアドセンスを連携させると、広告収益の分析に役立ちます。
【推奨】ステマ規制対策をやっておく
2023年10月に施行された『景品表示法第5条第3号』の規定に基づいた告示指定、通称『ステマ規制』。
現時点(2024年6月)では、Googleアドセンスなどの広告表示やAmazonアソシエイトで商品リンクを貼るだけなら対応は不要です。
しかし、状況が変わる可能性もありますので、早めに対策しておいたほうが安心ですね。
ブログ名やデザインの見直しをしてみる
アドセンス審査用のサイトから、エンタメブログを本格的に運用するための「ブログ名」や「デザイン」に変更します。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まずは『アドセンス狩り』対策について知っておこう
2024年現在も「アドセンス狩り対策」は必要?
アドセンスはもともと「クリック報酬制」で、広告がクリックされると報酬が入る仕組みでした。
その仕組みを悪用して不正にクリックする「アドセンス狩り」といういやがらせ行為がありました。
なにそれ?コワすぎる!!
「アドセンス狩り」とは、悪質ユーザーに狙われて、度重なる不正クリックをされること。
最悪の場合、アドセンス広告配信が停止または永久に使えなくなることがあるんです!
アドセンス合格をSNSなどで公表するのも避けたほうがいいです!
もちろん、自分で自分の広告をクリックしたり
家族や友人に頼むのも絶対ダメです!!
しかし、2024年現在は「インプ制」に移行しているため、
不正クリックによるアドセンス狩りは少なくなるとも言われています。
しかし、まだ移行期間であり、完全にアドセンス狩りがなくなるかどうかわかるまで、
一応、対策はしておいたほうがいいですね。
ブログはこれからあなたの「資産」となります。
侵入者から守っていくのもブログビジネスの一環ですから、必ず自己責任で防衛対策をしてください!
対策にはいまのところ以下の2つがあります。
対策①アドセンス管理画面でページCTRを定期的にチェックする
アドセンス運用が始まったら、アドセンス管理画面で「ページCTR」をマメにチェックしましょう。
ページCTRとは、1PV(ページビュー)当たりのアドセンス広告のクリック率です。
このページCTRが急激に上昇すると不正クリックをされた可能性があります。
詳しいチェック方法はこちら!
対策②【参考】有料サービスを導入する
こちらは心配な方は導入する、程度で大丈夫です!
不正アクセスをされたIPアドレスを特定できる有料サービスがあります。
「Research Artisan」などの解析ツールです。
わたしも不正クリック被害に合ったときは
数か月導入していました!
月660円なので心配であれば導入してもいいですね!
怪しいIPアドレスが特定できるので、サイトへのアクセスをブロックして、
同一人物からの“アドセンス狩り”を防ぐことができます。
月660円~なので、収益が安定したら、安全にサイトを運用する保険代として導入も検討してみてください。
リサーチアルチザンプロの使い方はこちら!
結局、どの方法も「100%防止できる」ワケではありません、
自分のサイトをマメにメンテナンスして、異常に気付くスキルも身につけてくださいね!
プラグイン「Ad Invalid Click Protector(AICP)」や
「WP QUADS」での対策もあります。
しかし、設定が初心者には難しいですし、
スマホやタブレットからの攻撃には効果がないので
設定に自信がある方やブログ運営に慣れてきたら
導入を検討してもいいですね。
一応、参考までに「WP QUADS」での広告の貼り方を置いておきます。
設定に自信がある方は、こちらの方法で広告を貼ってみてもいいでしょう!
スマホ、タブレットからの不正クリックは防止できませんが、少しでも不正される確率は減らせます!
これを入れれば絶対安全
というわけではないですが、
できる対策はしておくとより安心です!
アドセンスの広告コードを自分のブログに設置する方法
では、いよいよアドセンス広告の設置方法を説明していきますね。
手順通りにやれば、難しくないので安心してくださいね。
アドセンス広告の種類は?
現在(2024年10月)Googleアドセンスが提供しているアドセンス広告は以下の4種類です。
- ディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
- Multiplex広告
4種類の広告がありますが、使い勝手などを考えると、初心者にオススメなのは『ディスプレイ広告』と『Multiplex広告』です!
広告は記事のどこに貼ればよいですか?
決まりはないですが、こんな感じでオススメしています!
- 記事上部
- 目次の上
- 記事内
- 記事下
- サイドバー
アドセンス広告は1つコードを取得すれば、記事中に同じコードをいくつでも貼ることは可能です。
でも、オススメは最初に
貼る場所ごとのコードを
5つ取得することです!
記事内に設置する場所ごとにコードを発行すれば、どの広告がどれぐらい収益を出してくれているかが分析できるからです!
アドセンス広告のコードを分けて取得しておくと、
このように広告ユニットごとに収益や表示回数などを分けてデータ収集できます。
(ユニット名は解説と違いますが気にしないでください)
のちのちの分析や、他社の広告を入れるかなど検討材料に便利だからです!
なので、貼る場所ごとに違う5つの広告コードを取得して貼っていく方法を説明します!
ディスプレイ広告の設置方法を解説
まずは、下記の場所に貼る「ディスプレイ広告」(長方形型の広告です)の貼り方を説明します。
- 記事上部
- 目次の上
- 記事内
- サイドバー
こちらの記事で詳しく説明しています!
記事下に「Multiplex広告」を設置しよう
Multiplex広告とはこんな感じの広告です。
▼PCに掲載されるイメージ
▼スマホに掲載されるイメージ
BUPでは記事の下部に貼るのをオススメしています!
Multiplex広告の設定方法はこの記事で詳しく説明しています。
まとめ
あらためてアドセンス合格おめでとうございます!
以上の設定などは30分もあれば完了します。
合格と同時にさくっと済ませていち早く収益化を始めましょう!